「未完」と言うよりも「書きかけ」と言った方が正しいくらいの量しか書いていない未完な話。
それがワタクシのPC内には結構あったりしましたよ。

書きかけだけど続きはもう書かないので、決して世に出ることのないものばかり……。
でもそれなりに一生懸命書いたから出しときたいなー、と思って作った、
こちらは自己満足中の自己満足なページであります。




* * * * * * * * * * * * * * * * *


仰鼠山の鬼




ねずみやまのおに


むかしむかし あるところに ねずみやま というやまがありました。
そのやまは なまえのとおり ねずみいろをした やまでした。
どうしてねずみいろなのかというと このやまのつちが
ねずみとおなじ いろをしていたのです。
ほかのやまや やまのふもとに おなじねずみいろのつちは ありませんでした。
ねずみいろをしているのは ねずみやまだけだったのです。

ねずみやまには どんなけがややまいでも なおしてしまうという
ふしぎなやくそうが はえていました。
あめがたくさんふって おひさまがたくさんあたって
なつはすずしくて ふゆはあたたかくて
そして
ねずみいろのつちのあるところでしか そのやくそうはそだちません。
ねずみやまのなかでも そんなばしょは やまのおくのほうにしかありませんでした。

ふもとのむらにすむ むらびとたちは けがをしたり やまいになるたびに
このやくそうを やまのおくまでとりにいき
それをつかって またげんきになるので いつもみんなげんきで ながいきでした。

ところがあるとき。

ねずみやまに おにがすみついた というのです。
そのおには やまにのぼってくるむらびとをおそい
もっているにもつを ひとつのこらず とりあげてしまったり
ときには むらびとをつかまえて たべてしまうというのです。

これでは やまにやくそうをとりにいくことが できません。
むらびとたちは しかたなく ほかのやくそうをつかって すごしていましたが
ふしぎなやくそうのような ききめはありませんでした。

それでもなんとか むらびとたちは けがややまいをなおして すごしていました。
しかし あるとき むらじゅうに いままでにみたこともきいたこともないような
おそろしいやまいが はやりだしたのです。
はじめは からだがふるえだし つぎに たかいねつがでて
そのうちに からだじゅうに あかいはんてんが でてくるのです。
ほうっておくと しんでしまうひとも でてきました。

こまったむらびとたちは いろいろなやくそうを つかってみましたが
やまいが  ひどくならないようにできるだけで
なおすことは できませんでした。

なおせるのは あの ふしぎなやくそうだけだったのです。
くるしんでいる びょうにんが どんどんふえていくなかで
まだげんきのある むらびとたちは あつまって そうだんをはじめました。

「やっぱり ねずみやまのやくそうを とりにいかねばならんかのう」
「でも あそこには おにがおるだで」
「やまに はいっても おにに おそわれないことも あるというはなしじゃ」
「うんがよかった だけじゃねえべか?」

ああでもない こうでもない とそうだんしたむらびとたちは
とにかく やまにはいって ぶじにかえってきた なんにんかの ひとたちに
はなしをきいて まわりました。

すると あることが わかりました。

ぶじにかえってきた ひとたちは やまにはいったときに
みんな くまや いのししの けがわを かぶっていたというのです。

けがわを かぶっていたことで おにに にんげんだと きづかれず
おそわれなかったのだろう というはなしになりました。

「けがわを かぶるだけじゃ だめだ」

ぶじにかえってきた ある りょうしが いいました。

「おににであって はなしかけられても ぜったい こえをだしちゃ ならねぇ」

そのりょうしは おににであったときのことを みんなに はなしました。

りょうしが ふたりで やまにはいり はなしをしながら あるいていると
とつぜん めのまえに おにがあらわれた というのです。

おには うなるようなこえを だしていたので おどろいたりょうしは
おもわず おおごえを あげました。

「おにだー! にげろー!」

そのとたん おには こえをあげたりょうしにむかって はしりだし
あっというまに つかまえてしまったのです。

もうひとりの りょうしは そのすきに いそいで にげてきた というのです。

「いまおもうと おれは しゃべらなかったから たすかったんだろう」

おにのうなりごえは もしかすると どうぶつのことばだったのかもしれません。
にんげんのことばを しゃべってしまったりょうしは
そのために にんげんであることが おににしられてしまい
おそわれたのだろう とりょうしは はなしました。

むらびとたちは おにのことを おしえてくれたりょうしに
おれいをいって さっそく やまにはいる よういをしました。


りょうしから かりたけがわは ふたりぶんしかありませんでしたので
ふたりのおとこが やまにはいることにしました。
そのふたりは ほかのむらびとたちにみおくられながら
ねずみやまに はいっていきました。

おにがでるようになって むらびとたちが やまにのぼらなくなってしまったため
やまみちは すっかりあれていましたが ふたりは どんどん すすんでいきました。

いよいよ やくそうのはえている やまのおくまで やってきました。
やくそうは もう めのまえです。
ここまできて おにがでてこなかったので ふたりは やくそうをつんで
いそいで やまをおりてしまおうと おもいました。

と そのときです。

ざざざっと あたまのうえで えだがゆれたかとおもうと
きのうえから おおきなおおきな かいぶつが とびおりてきました。
ものすごい じひびきがして そのかいぶつは 
さきにあるいていた おとこの めのまえに たちふさがりました。
せのたかさは おとこふたりぶんほどもあり からだも ものすごく おおきくて
さっきまで むこうのほうに みえていたやくそうは
かいぶつのからだに かくされて ちっとも みえなくなってしまいました。

(こいつが おにか!)

うしろをあるいていたおとこは こころのなかで そうおもいました。
さきにあるいていたおとこは びっくりして たちすくんでしまっています。
うしろにいたおとこは このすきに やくそうをとってしまおうとおもい
そうっと



* * * * * * * * * * *



どんだけ中途半端で終わってんねん自分(爆)
そして修正もせずにファイルに残ってるまんま載っける自分もどうかと思うけど(爆)

はい、読んだ方には読みにくくてスンマセンでした。
キリ番リクエストで「おとぎばなし」というリクエストをいただいて、最初に考えたネタの冒頭でした。
昔話で始まって、実はこの昔話は実際にあったことで、でも一部事実と間違って伝えられていたりで、
真相はどうなのかしら、みたいな話の展開にするつもりで、
でもずいぶん話がデカくなりそうでやめたんですが……。

別にリクエストの話を考えて書き始めてみたものの、
やっぱりデカくなって書きかけで終わってもーたしな!('A`)

ファイルの最終更新日は2003年6月18日になっとりましたが、
この頃から短い話が書けなくなってきてたらしいよ('A`)



* * * * * * * * * * * * * * * * *



「それで?どうなのよ、あの子とは。ずいぶんラブラブみたいだけど?」
「や、やだ、園子!ラブラブなんかじゃないよ、コナン君とは別に……ただ、ちょっと一緒に出かけたりとかたまにするだけで……」
「あ〜ら、わたし、『あの子』って言っただけで『コナン君』とはひとっことも言ってないけど?」

にやりと笑う園子に、蘭は心中でしまった、と思った。
昔から、園子のこの手に何度引っかかったことか。

「もう〜〜………園子ったら………!」

照れているのか恥ずかしがっているのか怒っているのか、蘭は赤く染まった顔に複雑な表情を浮かべていた。

「だって、最近の蘭の話って、半分はあのガキンチョが出てくるんだもん」
「『ガキンチョ』って園子……コナン君は、もうハタチ超えてるんだし……」
「何歳になったって、わたしから見ればガキンチョに違いないわよ!」

園子はふっと息を抜くと、表情を引き締めて話し出した。

「とにかくね。正直、最初は安心したのよ?
 蘭、新一君からの連絡が途絶えてから、ずーっとふさぎ込んでたじゃない?
 たまにこうやって会って話して、蘭が笑っていてもわたしにはわかってた。
 蘭の心が、まだ癒えてないことにね。
 それが、去年の夏くらいからだったかなぁ……蘭の様子が変わったのって。
 その頃からよね、蘭の話題にコナン君が頻繁に登場するようになったの」

「電話でもメールでも、蘭がコナン君のこと話してる時って、本当に楽しそうで……
 それでわたしも、安心してたんだけどねぇ……」

園子は溜息をつくと、またさっきと同じ嫌な笑みを浮かべた。

「あんまり頻繁なもんだから、だんだん惚気話に見えてきちゃって。
 それに気付いてよく考えてみたら、やっぱり惚気話でしかないわこりゃ。
 って思ったら、もうハイハイ、勝手にやっててよねって思うようにもなるわよ!」

やれやれと大げさに両手をあげて、園子は天井を仰ぎ見た。

「そんなつもりじゃなかったんだけど…………ごめん」

赤くなったまま、蘭は大真面目に園子に謝った。

「もう!なに言ってんのよ、謝ることなんてないの!!」

蘭に大きく詰め寄って、園子はすぐに椅子に深く座り直した。
真剣な顔をして、蘭に問う。

「蘭は……コナン君のこと、好きなんでしょ?」

「えっ? そりゃ、もちろん……」

「そうじゃなくて!
 そんなね、家族みたいなものだから、お父さんが好きお母さんが好きっていうのと
 同じレベルで好きなの〜vなんて答えは聞きたくないのよ!
 男として好きなんでしょ?って聞いてるの!」

「ええっ!?そんなこと、考えたことなかったよ…………」

嘘だ。
意識したことがないわけではない。
正しくは、意識しないようにしていたのだ。
ずっと新一だけを想ってきた蘭にとって、新一以外の誰かを好きになるのは、この上もなく怖いことだった。
昨年の七夕の時。その時は、はっきりとはわかっていなかったが、しばらくしてから気付いてしまった。
蘭にとっての、コナンの存在の大きさを。

赤くなって俯いて、もじもじしている蘭を、見透かすような瞳で園子は見つめていた。

蘭は昔から、隠し事が下手だ。
自分自身で本当に気付いていない時もあるが、今回のことは、図星であるはずだ。

園子がこの手のことに鋭いことを、蘭は昔から知っている。
その園子に言われたからには、認めなければならないのか……。

「だいたい、コナン君が、わたしのこと……そ、そんな風に思ってるかどうかもわからないのに……」

「何言ってんのよ!あの子は、昔っから蘭のこと大好きじゃないの!
 何でわからないの?」

「まあ、いいわ。今は、無理矢理吐かせたりしないでおいてあげる。
 でも、コナン君のことが好きで、一緒に過ごすのが楽しいなら、それでいいと思うよ、わたしは。
 10も歳が違うとか、ましてや年下だとか、そんなことも気にしなくていい。
 新一君のことを忘れろとは言わないけど、新一君以外の人を好きになってもいいと思う。
 蘭が心を病まずに過ごせるなら、ね……」

瞳にやわらかな笑みを浮かべて、園子は蘭を見つめた。

「園子……」

蘭は、思わず涙が出そうになった。
いつもいつも蘭の身を案じてくれている、親友。
軽く、茶化した風に言うことが多いが、その言葉はどれも重く、蘭のことを思うが故のものばかりだ。

と、蘭の携帯が鳴った。

「あ、メール……」

見てみると、それは今し方話題に上っていた、張本人からだった。

「なぁに?わたしと蘭がいい雰囲気になったのを察して、ダンナが邪魔しに来たのかしら?」
「もう!ダンナじゃないわよ!」
「はいはい」

高校時代を思い起こさせるやりとりも、今は少し意味合いが違う。
でも、それを寂しくは思わなかった。

メールを見ている蘭が、嬉しそうな表情を浮かべる。
それを見て、園子は蘭の携帯をひったくった。

「あ!なにするのよ、園子!」

取り返そうと伸ばされる蘭の手をガードしながら、園子は携帯の画面を見た。

「やっぱりダンナからじゃないの〜v
 なに?今から待ち合わせ?」

「今日、園子と会うって言ったから……そしたら、コナン君も会いたいって。
 そう、園子にも言ったじゃない」

「そうだっけ?忘れてたわ〜♪
 でもわたし、今日はこれから用事があるから〜v」

園子は蘭に携帯を返しながら、意味深な笑みを浮かべて言った。

「え?でも園子……」
「まあまあ、いいからいいから。2人で楽しんでらっしゃいよ」

店を出て、すぐ近くの待ち合わせ場所まで行くと、コナンはすでに到着していた。
こちらを見つけると、笑顔で手を振ってきた。

「ほら、あの嬉しそうな顔!
 コナン君、すっごく蘭のことが好きだ、って顔じゃない〜v」
「もう〜〜そんなことないよ、普通だって!」

そんな話をしている間に、コナンは蘭と園子のところにやって来た。

「園子姉ちゃん!久しぶり」
「あら、わたしは久しぶりな気がしないけどね。蘭から色々聞いてるから」
「え?」
「園子!」
「わたし、今日はここまでなの。これから用事があって帰らなきゃいけないから」
「そうなの?色々話したかったのに、残念だなぁ」
「わたしも色々聞きたいことあるんだけどね、また今度にするわ。ふふ…」

不敵な笑みを浮かべて園子は言った。
蘭は、園子が余計なことを言わないか、ひやひやして2人の会話を見守っていた。

「じゃあね、コナン君。蘭のこと、よろしくね!」

その一言に、蘭は赤い顔で園子を睨んだ。
しかし園子は、楽しそうに笑ってそれを受け止めた。
コナンは特に何も思わなかったのか、そのままの表情だ。

「園子姉ちゃん、またね」

手を振って、園子と別れた。





そんなことがあって、一ヶ月が過ぎた。
この一ヶ月間、蘭はコナンに連絡をしていない。

昨年の七夕の後、それ以前と同じように、偶然コナンと会った時、やはりそれ以前と同じように、コナンを夕食に招いた。
その時、用事のことではあったが、後日一緒に出かける約束をした。
久しぶりにコナンと2人で外出するのは、予想外に楽しかった。
それを機に、何か用事があるごとに蘭はコナンに連絡を入れ、コナンと外出する機会を増やしていった。
いつの間にかその頻度は高くなり、週に一度以上、蘭はコナンに連絡を入れるようになっていた。

単にコナンと過ごすのが楽しくて、無意識のうちに繰り返されていたことであったが、園子に指摘されてからは、無意識では済まされなくなってしまった。

いや、本当は『無意識』ではなかった。
薄々気付いてはいたが、気付かない振りをしていた。

心が、コナンにあることを。

しかし、はっきりと気付いてしまった以上、今まで通りにコナンと接する自信はない。
だから、連絡を入れるのを止めてしまった。
そして蘭は、ずっとコナンと、自分の気持ちのことを考えていた。

コナンに連絡を入れるのを止めてから、コナンからは一度も連絡が来なかった。
よく考えてみれば、いつも仕掛けていたのは蘭の方からで、コナンから外出に誘われたことは一度もなかった。

「コナン君は、わたしのこと……そういう風に思ってないってことよね……」

コナンにとって、蘭という人物は、幼い頃自分の世話をしてくれた恩人であり、それ以上でもそれ以下でもないのだろう。だからこそ、蘭の誘いを無下に断ることはせず、いつも付き合ってくれはするが、自分からは決して誘ったりはしない。

そう思うと、蘭は酷く悲しかった。
ある意味、自分はコナンにとって『特別な存在』と言えるのであろうが、今、蘭が求めている『特別な存在』はそれではない。『恩人』以外の何者にも扱われることがないことが、蘭の心を締め付けた。

コナンに会いそうな時間帯を避けて外出するから、偶然出会うこともなく、電話をすることもないから声を聞くこともなく。コナンと接さない時間が累積されていけばいくほど、蘭の中での想いは膨れあがる一方だった。

もしも、この想いを伝えたなら。
今までの関係はもろくも崩れ去り、後には気まずさだけが残るだろう。
これまでのように接することはできなくなり、コナンとの関係は破綻する。

それだけは嫌だ。
今までのような時間が過ごせなくなるのなら、黙っていた方がいい。
しかし……。
頭でそれがわかっていても、今、コナンの顔を見たら、膨張しすぎた想いがはち切れそうな気がする。自分で自分を抑える自信がない。だからこそ、コナンを避けるような行動を取っている。

しかし、明日は七夕だ。
七夕の日は、どんなことがあろうと、コナンは必ず蘭のところへやって来る。

昨年の七夕の時に、蘭は『七夕の願い事』を終わらせようと決意した。
だが、いざ決心して終わらせようとした時、重くて苦い塊が、胸の奥に湧き上がってくるような苦痛を感じた。
その時は、それが何かはわからなかったが、今ならわかる。
それは、コナンとの接点が切れることに対する苦痛だった。
気付いてはいなかったが、あの時すでに、コナンは蘭にとってなくてはならない存在になっていたのだ。

コナンはそこまでは気付いていなかっただろう。単に、蘭が沈んだ顔をするからそれを心配してのことだったのだろうと蘭は考える。それでも、新たな約束を交わしてくれた。
明日、用事が出来たからと言ってコナンの訪問を断ることは容易である。蘭がそう言えば、それが嘘でもコナンは疑うことなく、明日の来訪を止めるだろう。しかし、昨年のコナンの気遣いを踏みにじるほど、蘭は冷酷にはなれなかった。新たに交わされた約束のお陰で、蘭はここ数年の暗く重い闇から抜け出すことができたのだから。

新一がいなくなり、時々入っていた連絡もなくなり、消息不明と言われるようになってから、蘭の心は深い闇に沈んでしまった。あたたかい周りの人たちは、蘭が元気になるようにと励ましてくれたが、それで立ち直れるほど簡単なものではなかった。

短冊に願い事を書けば叶うという、離ればなれの恋人が逢瀬を果たせるという、七夕。
しかし、どんなに蘭が願っても、新一には逢えない。
ひとりきりだと、そのことばかりを考えてしまい、より深みへとはまっていく。
だから、誰かに側にいてもらいたかった。
そして、いてくれたのはコナンだった。

コナンは、蘭のことをよく理解している。
蘭の性格も、蘭が抱いている新一への想いも。
わかっているから、コナンは蘭を傷つけるようなことは言わないし、しない。
それが有り難く、また、コナンの側にいるのはとても居心地が良かった。
そう思っていた、それがまさに、『特別な感情』だった。
最初は確かに、『側に置くのに都合のいい人物』として接していたのかもしれない。
しかし、蘭の中でのコナンの存在が、次第に大きくなっていったのだ。

だから、コナンが蘭の願い事を終わらせる事に一度同意した時、とてつもなく苦しかった。
だから、コナンが新たな願い事を言った時、本当に嬉しくて微笑が漏れた。

コナンも自分と同じ気持ちなのかもしれないと思うと嬉しくて、不思議なくらい心が晴れやかになった。時々、顔を合わせてたわいのない話をするのが、楽しくて仕方がない。コナンも楽しそうにしていてくれるから、別れる時間が来るのが辛かった。

明日は、七夕。
明日になれば、コナンに会える。
今は会いたくないとは思ってはいつつも、心のどこかがうきうきしている。
本当は、会いたい……。




* * * * * * * * * * *



「願い事が終わる時」の1年後、その通り1年後に出したいと思って書きだしたものの、
出せなかったんだよね、な話('A`)
最終更新日は2004年7月14日でした。

園子のセリフが連続しているのは、先にセリフだけ書いておいて、
後で合間に描写を入れようと思って入れないまま止まってしまった故のことでした('A`)

この後、どういう展開にするつもりだったのかはほとんど覚えてないんですが('A`)、
まぁらぶらぶらぶちゅーくらいまでは持って行こうとか思っていたよーな気が……。



(ツッコミ記述:2007.11.1)